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保育士さんの転職に必要な、履歴書・職務経歴書の書き方を徹底解説!
ポイントをおさえて魅力的な履歴書・職務経歴書を書きましょう♪
履歴書・職務経歴書って何?
履歴書は氏名・住所・学歴など、自身のプロフィールをまとめたものです。
職務経歴書は今までの就業先の情報と業務内容をまとめたものです。
なぜ履歴書・職務経歴書が必要なの?
新卒の場合と異なり転職の場合、基本情報に加え「どんな仕事をしていたか」を採用担当者がチェックします。この2つの書類を元に、採用担当者は面接を行います。
履歴書の書き方職務経歴書の書き方
履歴書のポイント
- 1どのエリアに通勤可能か?
- 施設をいくつか運営している法人・企業の場合、必ずしも希望する施設に配属されるわけではありません。通勤可能エリアの施設の中から、その人にとってより良い環境で長く働いてもらうために、施設長や職員との相性をみて配属先が決められる場合があります。
- 2どんな枠で採用できるのか?
- 保育の現場では「保育士」「看護師」「栄養士」が働いています。保有資格により職種はもちろんのこと業務内容も変わります。 また、マイクロオフィススペシャリストなど保育とは関係のない資格でも大きなアピールポイントになることもあります。
- 3転職の回数について
- 採用担当者は長く勤められる人を求めているため、転職回数を確認します。もちろん、転職回数が多いからといって一概に書類選考が通らないという事ではありません。
「さまざまな法人・企業での経験を今後どのように活かしていけそうか」が鍵になります。
職務経歴書のポイント
- 1どんな能力を持っているのか?
- 現時点でのあなたのできる業務内容をチェックします。
この業務ができないからダメという訳ではなく、あくまでも入社後に任せる仕事やどんな場面で活躍できるのかを確かめるものです。 - 2保育業界で働いていたか、
どんな形態の施設で働いていたか? - 保育の現場は多岐にわたり、認可保育園・認証園・託児所・病児保育など施設によって業務内容や、対象の園児の年齢・性質なども変わります。どのような施設でどのような子どもたちと多く接してきたのかを理解する重要な項目になります。
- 3どんな仕事をしてきたのか?
- これまでの業務を通してどんなことが身に付いたのか、経験を判断することも。どのような場面で自社に貢献できるかをチェックされます。


書くときの注意点
- 黒いペンで丁寧に書く(消えるペンはNG)
- 修正テープ・ペンは使わない
- 和暦・西暦を統一
- 誤字脱字に注意
- 入学/卒業、入社/退職年月は正しく記入
▼知りたい場所をタップ!
- ① 提出する日付を記入
- 履歴書を書いた日ではなく、提出する日付を記入しましょう。
- ② 写真はサイズに合わせて切る
- 写真は履歴書の写真欄のサイズに合わせて丁寧に切り、のり付けして貼りましょう。
- ③ 繋がりやすい連絡先を記入
- 日勤帯に電話に出られない場合は、メールアドレスを記入するとよいでしょう。
- ① 学歴・職歴を書く
- どこまでが「学歴」や「職歴」であるかわかりやすくなるように、しっかり記入しましょう。
- ② 学歴は高校卒業から記載
- 中学入学から記入する方が多いですが、学歴は高校卒業からの記載で構いません。
- ③ 学校名・学部・学科は正式名称で書く
- 学校名・学部までしか記入していないケースもありますが、どんな学校でどんなことを学んでいたのかが分かるように学科まで記入しましょう。
- ④ 異動は年月・施設名まで記入
- 就業した法人・企業が複数の施設を運営している場合、異動の経験がある方も。その場合は、異動年月と施設名を記入しましょう。
- ⑤ 「入社・退社」または「入職・退職」で統一
- 「株式会社」「有限会社」で就業した場合⇒「入社」「退社」と記入しましょう。
「社会福祉法人」「NPO法人」などで就業した場合⇒「入職」「退職」揃えて記入しましょう。 - ⑥ 最後に「以上」をつける
- 忘れがちなのが最後に「以上」と書くこと。職歴の記入後、ここで終わりということが分かるよう「以上」と記入しましょう。最終職歴の次の行の右端に記載します。
- ① 資格は取得した順に書く
- 複数の資格を持っている場合は、取得した順に書きます。
- ② 資格名は正式名称で書く
- 資格名は正式名称で記入する必要があります。
「幼稚園教諭免許」を例にすると第一種・第二種とありますよね。その場合はしっかりと「幼稚園教諭免許(第二種)」と記入しましょう。
- ① 志望動機は具体的に(抽象的はNG)
- 抽象的な文言が多いと採用担当者は「本当に自社の取り組みを理解しているのか」「入社後、ミスマッチにならないか」と不安に感じてしまいます。そう思わせないためにも、しっかりと志望する法人・企業について研究し、魅力に感じた点や入社後に学んでいきたいこと、取り組みたいことを具体的に記入しましょう。
- ② 法人・企業の研究をする
- 理念や研修制度、法人・企業独自で行っている取り組みを調べてみましょう。
理念に共感する点や、どんなことが自分の成長に繋がると考えたか、入社してどんなことをしていきたいかなど具体的に書けると良いです。
- ① 自宅から希望勤務地までの所要時間を記入
- 自分が希望している勤務地への通勤時間・経路は前もって調べておきましょう。
- ② 扶養家族・配偶者の有無も忘れずに記入
- 法人・企業によっては「家族手当」や「扶養手当」などの手当がつく場合があります。
履歴書 最終チェック項目
- 押印されているか(押印欄がある場合のみ)
- 写真は貼ってあるか
- 面接準備用のコピーは取ったか

▼知りたい場所をタップ!
- ① 保育園の形態や園児数などを記入
- 現在、保育園の形態はさまざま。認可保育園であるのか託児所などの形態と合わせて、園児数・従業員数も記入します。
どのような保育園で勤務していたかイメージがつきやすくなります。 - ② 事業内容・雇用形態・職種などを記入
- 保育業界以外のお仕事をされてきた場合には、どんな業界で何をしてきたかわかるように、省略せずしっかりと記入しましょう。
項目ごとに分けて記入すると採用担当者も見やすく、面接がスムーズに進みます。
- ③ 保育園での担当業務・職務内容について
- 保育園での担任業務の経験がある場合、その内容を記入します。
経験の年数、またリーダーや主任の経験がある場合も記入しましょう。
職務内容は、保育園であれば担任業務以外での役割を記入します。
例えば、書類作成や行事担当など特に頑張ったことを記入するとよいでしょう。
- ① アピールするポイントを見出しに大きく書く
- 見本では、見出しを目立たせるために「■…■」のように四角でかこんでいます。記載欄の大きさにもよりますが、見出しの数は1つ〜2つが見やすいでしょう。
- ② 文章量に気をつける
- 簡潔で見やすい自己PRになるよう、文章量に気をつけましょう。
一文を60〜80文字程度にし、4〜5文でまとめるようにするとわかりやすくまとまります。 - ③ もっともアピールしたい箇所を強調
- 特に伝えたい箇所は、目立つようにカギカッコや下線を引きましょう。
あまり多くなると強調の意味が無くなってしまうので、注意してください。 - ④ これまでの経験で保育に活かしたいことを書く
- 保育経験者は、保育内容(ピアノ演奏、制作、戸外活動)における得意分野や保護者対応で心掛けていたことなどを記入しましょう。
保育経験がない場合や、他の職種の経験が長い場合は、これまでの経験で保育に活かしたいことを記入するとよいでしょう。
今後頑張りたいことや「こんな保育士を目指したい!」といった意欲を表現するのも効果的です。
例えばこんな内容!
- 制作が得意なので、季節ごとの壁面制作に力を入れていきたいです。
- 営業職で多くの人と関わってきた経験から、どんな相手や場面でも笑顔で対応できます。
- 営業職で鍛えてきたコミュニケーション能力を職場の人間関係や保護者対応に活かせると思います。
- 事務職でPC操作に慣れているので、クラス便りなどの作成も難なくできます。
「自己PR」記入欄は、採用担当者に自分をアピールできるスペースです。上記の例や書き方のポイントを参考にして、一目で採用担当者の心をつかむ自己PRを目指しましょう。
職務経歴書 最終チェック項目
- 年月に誤りがないか
- 自己PRはまとめられているか
- 面接準備用のコピーは取ったか