保育士はネイルOK?保育士ならではのネイルの楽しみ方を紹介!
- 保育士お役立ち情報
- 2022/11/29
保育士のネイル事情、ネイルを楽しむ工夫について紹介します。
保育士のネイルはOK?
昨今、日常的にネイルを楽しむ女性が増えています。20代女性の約半数が何らかのネイルをしているというデータもあり、一般的な日常の身だしなみになっているようです。
保育士の場合はというと、ネイルOKの園はほとんどなく、仕事中のネイルを禁止している傾向があります。
自分の勤務する園でネイルOKかどうか知りたい場合、まずは就業規則を確認しましょう。
就業規則には細かい規定が書いていない場合も多く、自主的な判断を求められることはよくあります。その場合は、上司に確認しましょう。
「保育士のネイルNG」理由は?
保育士がネイルNGである理由は、主に以下になります。
ネイルなど爪のおしゃれは長い爪になりがち
爪が長いと子どもたちを傷つける可能性があります。また、爪の間にばい菌が入りやすいなど衛生的にもNGです。
保護者の印象が良くない
ネイルなどのおしゃれは目立つので、保護者に浮ついた印象を与えてしまう可能性があります。きちんと仕事をしているのにマイナス評価になってはもったいないですね。
化学物質が、アレルギー反応につながることも
ジェルネイルやマニキュアには多くの化学物質が使用されています。多くの場合、問題ないのですが、子どものアレルギー反応も考えられます。
子どもが真似をする可能性がある
女の子の中にはネイルに興味を持ち、先生の真似をしたいと言い出す子が出てくる可能性があります。また、ネイルを落とす除光液には発がん性物質を含むこともあり、そうした観点からも子どもの頃からネイルをするのはおすすめではありません。
保育士は子どもたちと密に接する仕事内容のため、子どもの肌を傷つけることがないよう安全面に配慮し、爪を短くして衛生的にすることが求められます。よって、ネイルが映えるように爪を伸ばすことは、通常NGです。
一方で、ごく一部の保育園ではネイルOKの場合もあるようです。ただし、それはおしゃれのためではなく、爪が弱く欠けやすい方のための措置であることがほとんどです。
他の業種のネイル事情は?
「飲食業、医療、介護・福祉サービス」ではNGがほとんど!
では、保育士だけが「ネイルNG」なのでしょうか。他の業種はどうなっているのかについて紹介します。
日本ネイリスト協会のデータによると、様々な業種の女性たちに「職場でネイルOKか」と聞いたところ「はい」は36.1%、「いいえ」は35.5%でした。ただし、「はい」と答えた人が多い業種は「ファッション」「美容」「メディア」「エンターテインメント」などです。
一方、衛生面を重視する「飲食業」「医療」「介護・福祉サービス」で「はい」と答えた人は15%程度しかおらず、低い数字に止まっています。保育士は「介護・福祉サービス」にあたるので、ほとんどの職場が「ネイルNG」という現状なのがここからもわかりますね。
また、「ネイルOK」という職場でも「ごく薄い色」「肌に馴染む色」など、いわゆるヌーディーカラーのみが認められていることも多いようです。
保育士もネイルがしたい!ネイルを楽しむ工夫
休日にマニキュアやネイルチップ、ケアなどで楽しむ
勤務している園がネイルNGの場合は、無理をせずに、休日にネイルを楽しむことをおすすめします。
マニキュアであれば1日で落とせます。ネイルチップなどは取り外しができるので、特別な日に装着するのもいいですね。
また、ネイルNGだからといって、ネイルのケアまでもあきらめる必要はありません。
ネイルのケアをするだけでも、見た目は大きく変わります。
以下のようなネイルケアが簡単にできるのでおすすめです。
・爪の長さや形を整える
・甘皮のケアをする
・爪を磨く
爪の形を整える時は、エメリーボード(爪やすり)を使うのがおすすめです。爪切りでやろうとすると、爪に線が入ってしまったり、さいあく割れてしまう恐れがあります。
また、爪を磨く際は、専用のバッファーで磨くと、ピカピカになるようです。
ネイルはしなくてもネイルケアをするだけで気持ちが上がることも多いので、一度試してみることをおすすめします。
最近では、自分で簡単にケアできる商品が色々とあるので、ネットなどで探してみるのもよいですね。
まとめ
保育士は仕事の性格上、仕事中にネイルはできないのが一般的です。だからといって「保育士だからネイルができない」とネガティブに考えるのはおすすめではありません。 オンオフを上手に切り替えて、休日などのプライベートでは自分らしいおしゃれを楽しみましょう。
ライタープロフィール
玉田 洋さん
保育園運営企業で、子育て雑誌編集長を経験し、その後、都内で保育士として勤務する。現在は「森の保育園」を計画中。
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