簡単!楽しい!年齢別おすすめ手遊びを紹介!
- 保育園行事
- 2022/11/11
おすすめの簡単手遊びについて、年齢別で紹介します。
手遊びのねらいは?
「友だちや保育士とコミュニケーションを楽しむ」など
保育園の毎日に欠かせない手遊び。活動の導入や子どもの気持ちを切り替えたい時などに重宝しますね。普段何気なく行っていますが、保育園で行う手遊びには、以下のようなねらいがあります。
・手遊びを通して、友だちや保育士とコミュニケーションを楽しむ
・脳の発達を促し、リズム感覚を養う
・他人とスキンシップをすることで、心の安定につなげる
・季節や行事に親しみ、想像力を養う
手遊びは、身体だけでなく心の成長にも役立ちます。また、道具など準備せず気軽に楽しめるのもポイントですね。
おすすめ手遊び【年齢別】
年齢ごとに楽しめる手遊びを紹介します。手遊びは年齢・発達に合わせて、スピードをゆっくりしたりと、加減しながら楽しめるのがよいところです。
ただし、年齢はあくまで目安とお考えください。
0・1歳児
0・1歳の乳児に向けての手遊びは、ゆっくりとしたスピードで、わかりやすく行うのがポイントです。やらせようとせずスキンシップを心がけることで、リズム感の形成などにつなげていきましょう。
「はじまるよ」
活動の導入として使える定番の手遊び歌です。明るくテンポのいい歌なので、幼い子どもの注意を惹くのにもぴったりです。私も紙芝居の導入でよく使っていました。
「とんとんとんとんドラえもん(ひげじいさん)」
幼い子が大好きな「とんとんとんとん ひげじいさん」。活動の導入にふさわしい手遊び歌ですね。いろいろなバリエーションで楽しむこともできます。
「さかながはねて」
魚がはねて、帽子になったり、メガネになったり…。次は何かなというわくわく感が楽しい手遊び歌です。
2・3歳児
お友達と一緒に身体を動かすことが大好きな2・3歳児には、皆で一緒に元気に楽しむ手遊びがおすすめです。
「いっぽんといっぽんで」
指を使って、いろいろなものに変身する定番手遊び歌。オリジナルを工夫してみるのも楽しいですね。私は、行事の前に子どもたちを集中させるによく使っていました。
「ころころたまご」
乳児も楽しめる簡単な手遊び歌です。「おりこうさん」のところで「いいこいいこ」するように撫でる子どもたちのしぐさがかわいいです。
「鬼のパンツ」
子どもたちが大好きな定番の曲。身体全体を使ってのダンスもありますが、手遊びも楽しめます。ちなみに、一度聴いたら忘れられないこの曲、イタリアの歌曲である「フニクリ・フニクラ」をベースに作られたそうです。
「いっちょうめのドラねこ」
親指から小指まで指さしながら動かす手遊び歌。数に対して興味を持ってくる年齢にぴったりですね。
「ちいさなにわ」
みんなよく知っている定番手遊び歌。簡単な身振りでタネをまいたり、花が咲いたりする様子を表現します。
4・5 歳児
4・5歳児には、挑戦しがいのある少し難しい手遊びなどがおすすめです。じゃんけんなどの勝ち負けの要素を入れても盛り上がります。
「5つのメロンパン」
数に親しむのにちょうどよい手遊び歌です。パン屋のおばさんと子どもの名前を、園児の名前に変えてみたりしても楽しめます。
「ミックスジュース」
子どもたちの好きなフルーツ、りんご、ぶどう、いちご、さくらんぼを混ぜてジュースを作る手遊び歌です。ぐるぐるかき混ぜる動作が楽しいです。
「奈良の大仏さん」
小さなすずめが飛んできて、奈良の大仏のいろいろなところにとまります。大仏になじみのない子どもには、その大きさを説明してあげるといいですね。
「やきいもグーチーパー」
寒い季節になったら楽しみたいやきいもの手遊び歌。グーチョキパーの出し方をおさらいして、最後にみんなでじゃんけんをして楽しみます。
「おおさかうまいもん」
「たこやき」「お好み焼き」「通天閣」など、大阪のおいしいもの、観光名所を紹介する手遊び歌です。なじみがない地域でも、関西ノリで「なんでやねん!」とつっこむところで盛り上がります。
まとめ
子どもたちとのコミュニケーションに使える、便利な手遊び歌。保育士であれば、たくさんストックしておきたいですね。子どもと掛け合いしながら替え歌を作ったりと、自由に楽しみましょう。
ライタープロフィール
玉田 洋さん
保育園運営企業で、子育て雑誌編集長を経験し、その後、都内で保育士として勤務する。現在は「森の保育園」を計画中。
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