保育士のおもしろい出し物3選【特別な準備なし】子どもウケ抜群!

保育園で子どもウケする、おすすめの出し物について紹介します。

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保育士は出し物を考える機会が多い!?

保育園ではイベント毎も多く悩むことも!

保育園では、毎月のお誕生日会や季節の行事など、多くのイベントがあります。なので、保育士は出し物について頭を悩ませることも多いですね。
私も新人時代には手持ちの出し物がなく、行事担当になった時には悩みました。

出し物はイベントを盛り上げるだけでなく、行事の由来を教えるなどの教育的な目的、また歯磨きなど日常の指導にも使えます。
保育士であれば、効果的で子どもにウケる出し物について知っておきたいですね。

保育園の出し物の種類はどのぐらいある?

そもそも保育園で行われる出し物には、どれぐらいの種類があるのでしょうか。一般な出し物をご紹介します。

・ペープサート
・パネルシアター
・スケッチブックシアター
・パペット人形劇
・エプロンシアター
・手遊び
・絵本読み聞かせ
・紙芝居
・素話
・劇
・クイズ
・なぞなぞ
・手品
・楽器演奏

本当に多くの出し物がありますね。中には準備に時間のかかるもの、練習の必要なものもあります。

おすすめ出し物を3つ紹介!

数ある出し物の中でも、代表的でおすすめなものを3つあげるとしたら「ペープサート」「パネルシアター」「スケッチブックシアター」でしょう。
その共通する特徴としては、以下があげられます。

・全年齢が楽しめる
・特別な練習なしでも保育士ならできる
・保育園でずっと行われてきたので親しみやすい

ペープサート

別名「うちわ紙人形劇」ともいいます。その名の通り、うちわの表と裏に描かれた絵を使った人形劇です。作り方としては、2枚の紙に絵を描き、間に割りばし等を挟んで製作します。保育士は表裏を返しながら操作します。

ペープサートは、年齢によってアプローチを変えていくとよいでしょう。例えば、乳児であれば、わらべ歌や簡単なお話。幼児になると、行事の由来などの知識、手洗いなどの指導に使うなどが考えられます。

ちなみにペープサートとは「紙人形劇」=ペーパー・パペット・シアターを短縮した造語で、日本で誕生した保育教材だそうです。

ペープサートのメリット

・製作が簡単
・操作が単純なので、子どもに声掛けをしながら進められる。
・絵が変化するので、子どもの興味を惹きつけやすい
・登場人物が明確なので、子どもも感情移入しやすい

パネルシアター

パネルシアターは、パネルボードを使った人形劇です。パネルボードの上で、不織布(Pペーパー)で作った絵人形を自由に動かしてストーリーを展開させます。
パネルシアターも日本で生まれたようですが、1973年に考案されたので子どもたちの親の世代にもなじみがあるのではないでしょうか。

パネルシアターの製作も難しくはありません。不織布に絵をボンドで貼るなどで、簡単に絵人形を作ることができます。また、ブラック・パネルシアターというものもあります。パネルシアターと仕組みは変わりません。ただし、ブラック・パネルシアターでは黒いパネル布を使い、更に蛍光塗料で色を塗った絵人形を用います。ブラックライトで照らすことで、幻想的な色鮮やかさで絵人形が浮かびあがります。
クリスマスの演出などにもぴったりですね。

パネルシアターのメリット

・製作が簡単
・操作が単純なので、子どもに声掛けをしながら進められる
・場面展開が簡単に出来るので、ストーリーを表現しやすい

私も「あめふりくまのこ」をパネルシアターで演じたことがありますが、手順を覚えれば一人でも演じられるので手軽でした。子どもも集中して見ていました。

スケッチブックシアター

スケッチブックに絵を描いて、それをめくっていくことで演じます。紙芝居に近いですが、裏に字を書くことはなく、イラストだけを表に描きます。紙芝居よりも自由度が高いのは、紙に切り込みを入れたり、何かを貼ったりと工夫がしやすいところです。

パネルシアターのメリット

・一人でも手軽にできる
・クイズ形式などに最適
・絵を描くだけなので、アイデアを形にしやすい

その他の出し物のアイデアを紹介!

他にも子どもにウケるような出し物を紹介します。状況に応じて選んでみてください。

パペット人形劇

パペット人形劇で使用するパペットは、どんなものでも構いません。普段子どもたちが親しんでいるような人形を使ったり、市販の指人形、手作り人形など様々に考えられます。人形が登場するので親しみやすく、子どもたちも感情移入して楽しめます。

エプロンシアター

エプロンを舞台に見立て、ポケットから人形を取り出して貼り付けたりして、お話を演じていきます。エプロンは専用のものも売られていますが、普通のエプロンにポケットを縫い付けたりして自作も可能です。

クイズ

簡単ながら盛り上がるのがクイズです。行事前の空き時間や子どもたちを集中させたい時によく行いますね。知識を確かめる通常のクイズ以外に、「隠れているのは何?」クイズ、シルエットクイズなど発想次第で色々と楽しめます。

手品

子どもたちを驚かせる手品は成功すると、盛り上がります。YouTubeなどの動画も参考にしてチャレンジしてみてください。

まとめ

子どものウケを考えると、行事の出し物は例年通りのものになりがちです。ただし、出し物の上達は、失敗してもいいからたくさん演じて、経験を積むことが早道だそうです。うまくいってもいかなくても、子どもたちからの反応をしっかり受け止めることがポイントです。そうすることで上手になっていき、幅も広がっていきます。
なので、今年は、今までと違う新しい出し物にチャレンジしてみてもいいですね。

ライタープロフィール

玉田 洋さん
保育園運営企業で、子育て雑誌編集長を経験し、その後、都内で保育士として勤務する。現在は「森の保育園」を計画中。

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