保育士も週休3日で働ける!大手2法人が週休3日制を試験導入
- 保育ニュース
- 2022/10/17
週のお休みが3日になる週休3日制。働き方改革が進む保育業界でも導入が始まっています。新しく週休3日制を試験導入した2法人を紹介します。
保育週休3日制度を導入した保育園
株式会社こどもの森
1日10時間勤務で週休3日制を導入しました。週休2日制の場合は1日8時間勤務なので、1日の休みが増える代わりに労働時間が1日2時間長くなります。給与などは従来の正社員待遇と変わりません。希望者が制度を利用することができます。
詳しくは「保育士の週休3日制を導入!株式会社こどもの森にインタビュー」でお話をお伺いしました。
株式会社こどもの森の特徴
キャッチフレーズは「自分の子どもを預けたい園」。社員数2,500名、グループ全体の事業所数は220カ所と保育業界大手の法人です。東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県など首都圏を中心に認可保育園や認証園等を運営しています。
株式会社ポピンズ
1日10時間勤務で給与を維持し、週休3日制を試験導入しました。
参照:ポピンズ、保育士週休3日(日本経済新聞)
株式会社ポピンズの特徴
ポピンズ独自の教育(エデュケーション)と保育(ケア)を融合させた「エデュケア」を基に、子ども一人ひとりの個性と能力を育てています。全国に320 か所の認可、認証、認定、事業所内と様々な形態の園を運営している大手法人です。ベビーシッター事業や高齢者様向け在宅ケアサービス、ペットケア事業も行っています。
そもそも、週休3日制とは?
週のお休みが3日になる制度
多くの企業では週休2日制もしくは完全週休2日制を取っています。週のお休みが1日増えることで多様な働き方のニーズに対応できると注目されています。
具体的にはどんな働き方になる?
今回紹介した2つの保育園では、「1日10時間勤務で給与維持」としています。 これまでは1日8時間勤務でしたので、1日2時間働く時間が増えることになります。 日曜日が休園の保育園の場合、日曜日のほかに2日お休みを取ることになります。 3連休になるかは、所属する園の他の職員と調整していくことになるでしょう。
週休3日制の働き方としては他には、「1日8時間勤務で給与削減」というパターンもあります。今後導入する法人が増えていく場合はどのような働き方になるのか事前に確認しましょう。
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