ハロウィンにおすすめ!製作・あそびを紹介
- 保育園行事
- 2022/08/31
子どもたちにもすっかりおなじみになった ハロウィン。保育園で楽しめる製作・遊びについて紹介します。
ハロウィンを盛り上げる製作あそびを紹介!
子どもたちはお化けが大好き。ハロウィンお化けを製作して、気分を盛り上げましょう。
「ハサミの使い方を覚える」など、保育としての目当てを決めて、それぞれの年齢にふさわしい活動にしていくのがおすすめです。
@ コウモリ(トイレットペーパーの芯)
◆材料
・トイレットペーパーの芯
・色画用紙(本体、羽に使用)
・折り紙(口や目などに使用)
◆使うもの
・ペンやクレヨン
・両面テープ、のり
・はさみ
◆作り方
事前準備:
色画用紙を芯に巻ける大きさに切る。コウモリの羽、口や目になるパーツを準備する。
1.トイレットペーパーの芯に、色画用紙を巻きつけ、両面テープなどで固定します。
2.はみ出した部分を内側に折り曲げ、左右をコウモリの耳のようにとがらせます。
足も同様にします。
3.色画用紙の羽を背中に貼り付けます。
口や目などのパーツを貼り、クレヨンなどで色を付けます。
◆ポイント
・事前準備は、年齢によっては子どもたちにさせてもいいでしょう。
・色画用紙を貼るのは両面テープの方がきれいにできます。
・ヒモで吊るして装飾にも使えます。
A カボチャのお面(紙皿)
◆材料
・紙皿
・折り紙か色画用紙
◆使うもの
・カッター
・はさみ
・のり
◆作り方
1.紙皿をカボチャの形に切り、カッターで、目、鼻、口などを切り抜きます。
2.折り紙や色画用紙を手でちぎって、カボチャに貼っていきます。
◆ポイント
・子どもに目、鼻、口を書かせて、カッターで切るのは保育士が行うといいでしょう。
・ちぎり絵でなく、クレヨンなどで彩色しても楽しいです。
・両側に穴を開けて輪ゴムを通せば、お面になります。
・折り紙をちぎるだけの作業なら、乳児でも楽しめます。
B ハロウィンマント(黒ビニール袋)
◆材料
・黒のビニール袋(45リットルのごみ袋)
・リボン1m〜1.5m程度(一人当たり)
◆使うもの
・はさみ
・セロハンテープ
・ペン(黒地に目立つ白など)
・ヘアピン
◆作り方
1.はさみで黒ビニール袋の底を切るなどして、一枚の布のようにします。
2.広げた黒ビニール袋の上部8cmぐらいの場所にペンで印をつけます。
3.印まで折りたたみ、セロハンテープで止めます。
4.ヘアピン(ヒモ通し)などを使ってリボンを通します。
◆ポイント
・キラキラの折り紙を貼るなど装飾してもかわいいです。
・マントの長さは、子どもに合わせて調整してください。
ハロウィン気分を盛り上げる絵本
ハロウィンの絵本では、小さい子にはお化けのお話が楽しく、年齢が上がると、「ハロウィンって何?」と知的な興味がわいてきます。学齢別のおすすめ絵本を紹介します。
1・2歳児
ハッピー ハロウィン! (出版社:講談社)
お面や仕掛けがたっぷりの赤ちゃん向けハロウィン絵本。
小さい子でもハロウィン気分が味わえる、シンプルな内容です。
クライマックスに用意された「かぼちゃのお面」の仕掛けは、子どもたちが大喜びしそうです。
ハロウィン!ハロウィン! (出版社: 白泉社)
たろうと動物たちは、工夫を凝らしたお手製の仮装で「トリック オア トリート!」とおばあちゃんの家を訪ねます。動物たちの仮装が楽しい絵本。
3・4歳児
ハロウィン ドキドキおばけの日! (出版社:文溪堂)
怖がりのレイのところに、こわがりおばけのシェイクがまよいこんでお話が始まります。
ハロウィンが楽しくなるようなワンポイントアドバイスも楽しめます。
実際に読み聞かせましたが、怖がりの主人公は子どもに親しみやすく、一緒に怖がるなど楽しんでいました。
モリくんのハロウィンカー(出版社:くもん出版)
ハロウィンの夜、モリくんたちは、かぼちゃの車でドライブ。でも、もらったお菓子でけんかになってしまいます。友だちとハロウィンを楽しむ絵本です。
読み聞かせした際、子どもたちにとても人気のあった絵本。シリーズ化されていて、どれも料理シーンがおいしそうです。
5・6歳児
きょうはハロウィン(出版社: 福音館書店)
日本人の男の子の目を通して、アメリカのハロウィンの雰囲気を伝える絵本です。
年長の子たちは、アメリカの郊外の町の様子、ハロウィンの習慣に興味津々でした。絵が細部までリアルで、一緒に参加しているような気分で大人も楽しめます。
ゆめちゃんのハロウィーン(出版社: 講談社)
ニューヨークで暮らし始めたゆめちゃんは、今年初めてハロウィーンのおまつりをすることになりました。街はハロウィーンの飾りつけで、とってもにぎやかです。
仮装する人たちの様子が細かく、ユーモアたっぷりに描かれていて、ニューヨークのハロウィンの雰囲気を感じさせます。読み聞かせでは、年長の子たちに人気の絵本でした。
まとめ
最近では、時期が近づくと、町もハロウィンムードになってきました。今の子どもたちにはハロウィンは当たり前の行事になってきているみたいですね。
お化け、仮装、お菓子と、子どもたちの大好きな要素が詰まったハロウィン。保育園らしい取り入れ方をしていけるといいですね。
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ライタープロフィール
玉田 洋さん
保育園運営企業で、子育て雑誌編集長を経験し、その後、都内で保育士として勤務する。現在は「森の保育園」を計画中。
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