仕事と子育ての両立を目指す女性に知っておいてほしい「小1の壁」
- 保育ニュース
- 2014/05/01
2つ目の壁、開所時間に関する問題
学童施設の約半数は公営ですが、開所時間は最終18時、18時半、19時までなど市区町村や小学校によってばらつきがあります。
共働き家庭やシングル家庭にとっては、19時や20時、もしくはそれ以降も預かってほしいという需要は少なくないはずです。
夜間預かりが必要な場合、民間の学童を選択するしかなく、高額の費用を支払わなければならないケースも。
やむを得ず越境したり、引っ越す家庭も少なくありません。
中には、学童の後、夜間も小学生を預かってくれる「24時間保育所」がある学区を探して引っ越す家庭もあるようです。
必然的に24時間保育園がある学区は、不規則勤務の家庭が多くなりがちなのだとか。
先般のシッター事件のようなことは、どうにか避けたいですよね。各自治体学童保育整備の暁には、ぜひ開所時間の延長や、小学生の延長保育の受け入れも促進してほしいものです。
施設利用が難しければ、ファミリーサポート保育ママ、シルバー人材センターの利用など、自治体に相談するなど方法もあるようです。
この春も、情報収集や努力の末に、どうにか「小1の壁」をクリアしているママがたくさんいるはずです。
現状の厳しさや今度の子どもの放課後対策促進への期待はもちろんのこと、子育てしながら社会で活躍している女性たちが多くいるという事実に心強さを感じます。
しかしながら、保育所だけでなく、小学校入学後の放課後のことも視野に入れて、住む場所さえ考えなければならないとは…。
育児と仕事を両立して、女性が働き続けるためには、知っておかなければならない壁が、まだまだありそうです。
見つけ次第、またレポートさせていただきます!
≪関東の方必見≫保育の最新情報をLINEでお届け
主に、東京・神奈川・千葉・埼玉のエリアの求人や、保育に関する情報をお届けします。
お友だち限定のキャンペーンも実施予定♪早速、お友だち追加ボタンをタップ!
※関西圏のLINE@も近日公開予定です★乞うご期待!
\このページをシェアする/