口ぐせからわかる あなたの性格
- 保育士のホンネ
- 2020/10/22
口ぐせにはその人の性格が表れると言われています。
あなたには口ぐせがありますか?自分の性格について知り、仕事に生かしてみましょう。
Q.友人と季節のスイーツを食べにカフェに来たあなた。友人はどれにするか悩んでいるようです。メニューを見ていると、友人が好きそうなパフェを見つけました。さて、何と言って、オススメする?
(1)「これ、すごく美味しそうだよ!」
(2)「多分、これが好みなんじゃないかと思うんだけど…」
(3)「私は、これがオススメだな。」
(4)「どれにする?別にいいんだけど、これ好きそうだなって思って。」
(1)を選んだあなたは…感情を大切にしている!
「すごい」「絶対」「めちゃくちゃ」など、強調する言葉が口ぐせになっているあなたは、感情を重視しているタイプ。その時、どう思ったのかを大切にしています。
ただ、根拠なく断定していたり、あまり深く考えずに言っていたり…ということもあるのでは?そんなあなたに、周りは振り回されているかもしれません。
特に仕事の場では、感情だけで決めずに、根拠も大切にして、ある程度調べて、考えてから意見を伝える・行動するなどしてみましょう。
(2)を選んだあなたは…無難にやり過ごしたい!
「多分」「かも」「〜と思う」など、あいまいな表現が口ぐせになっているあなたは、不必要な対立を避けようとするタイプ。自己主張は控えめで、人の意見に合わせます。
ただ、はっきりしない言動は相手をイライラさせたり、真剣に考えていないように思われたり、かえって不愉快にさせてしまうことがあります。
特に仕事の場では、「私は、〇〇だと思います」など、ハッキリ主張した方が、まじめさも伝わりやすいですよ。
(3)を選んだあなたは…自分を認めてほしい!
「私は〜」と、一人称の主語が口ぐせになっているあなたは、自己主張をしっかりしたいタイプ。強い意志を持っていて、自分は他の人とは違うということをアピールしたい気持ちがあるようです。
ただ、自己主張が強すぎると、目立ちたがり、うっとうしいなどと思われることもあるので、連発するのは注意が必要です。
特に仕事の場では、周囲の意見によく耳を傾けてから、ここぞというタイミングで自分の意見を主張するようにしてみてくださいね。
(4)を選んだあなたは…欲求不満を抱えている!
「別にいいんだけど」と、打消しの言葉を含む表現が口ぐせになっているあなたは、本心が言えず、不満を抱えているタイプ。自分の提案は断られるだろうというあきらめの気持ちも持っています。
ただ、自分の主張を隠しても、どこか嫌そうな印象を相手に与えてしまいます。
特に仕事の場では、不満そうな態度は人間関係をこじらせます。周囲と意見が違っても、自分の本心を素直に伝えて、スッキリとしたコミュニケーションをとりましょう。
いかがでしたか?この心理テストで分かるのは、あなたの性格のほんの一部ですが、思い当たる部分があった方は多いのではないでしょうか?
口ぐせを変えて、理想の自分に近づこう
今回の心理テストではいくつかの口ぐせを見てきましたが、どの口ぐせも、基本的にそれ自体に良い悪いがあるわけではありません。
ただ、もしも、人間関係をより良くしていきたい、今の自分をもっと良くしていきたいと思うなら、口ぐせを変えてみるのも、一つの方法です。
例えば、
・自己主張できるようになりたい人は、「私は〜」と、一人称を主語にしてみる。
・やわらかい印象をもってもらいたい人は、あいまいな表現をまぜてみる。
・つい、大きいことを言いすぎてしまう人は、「絶対」など、言い切る言葉を控える。
・物事を否定的にとらえがちな人は、「でも」「だけど」「いや」など否定的表現を控える。
…など。
自分の目標とする姿に近づけるよう、まず、いつもの口ぐせに気づき、どんなふうに変わっていきたいか考えることから始めてみましょう。 ちょっとした口ぐせの変化で、職場での人間関係は、よりスムーズになっていきますよ。
≪心理カウンセラープロフィール≫
松本 いずみ
公認心理師。明治学院大学大学院心理学専攻修士課程修了。ストレスチェック実施者研修修了。スクールカウンセラーとして都内中高で12年間従事するかたわら、メンタルヘルスサイトにて一般向けに心理学コラムの執筆とメールカウンセリングを担当。プライベートでは0歳と7歳の2児の母。最近は「あつまれどうぶつの森」を家族で楽しんでいます。
参考
渋谷昌三
2014 面白いほどよくわかる!見た目・口癖の心理学
ゆうきゆう
2014 「なるほど!」とわかる マンガはじめての心理学
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