派遣保育士の給料はどのくらい?給料相場や給料アップの方法も紹介。
- 保育士お役立ち情報
- 2020/06/17
派遣保育士の給料は、時給1,200円〜が一般的な相場となっているようです。月収換算すると、201,600円〜となります。金額だけを見ると、正社員とそこまで大差ない額と感じるかもしれません。ここでは、時給が高い理由や給料アップさせるポイントについて紹介します。
派遣保育士の給料相場はどのくらい?
時給1,200円〜の求人が多数!
派遣保育士の給料は、時給1,200円〜の求人が多い傾向にあります。月収に換算(※1日8時間、月に21日勤務の場合)すると、201,600円〜となり、金額だけを見ると正社員とそこまで大差ない額と感じるかもしれません。
尚、保育士.netで紹介している求人では、時給1,400〜の求人情報も多くあります。
パートの場合は時給1,000円程度が相場であることを考えれば、派遣保育士の時給相場は高いといって良いのではないでしょうか。
派遣保育士の給料(時給)が高いのはなぜ?
派遣保育士の給料(時給)はなぜ高く設定されているのでしょうか。その理由について、触れていきたいと思います。
求人広告費が不要
保育士の正社員、もしくはパートで募集するとなった場合、一般的には求人広告費を支払って求人媒体(求人サイト、求人誌など)で募集を行います。求人広告でかかる費用は様々ですが、数十万円はかかってきます。尚、求人広告費を払ったからといって必ず採用できるという保証はありません。
その反面、派遣社員は派遣会社が保育士を派遣してくれます。求人広告のコストやリスクを回避できるという訳です。
ただし、派遣社員として勤務してもらう保育士さんへは、当然支払う時給も高くなります。
様々なコストや手間も省ける
保育士1人を正社員として採用する場合には保育士との直接雇用ということもあり、給料以外にもさまざまな費用がかかってきます。
かかる費用例:
社会保険費用(厚生年金、健康保険、雇用保険など)
求人広告費(求人を出すための費用)
人事、経理に関わる人件費
保育士の教育に関わる費用
その他必要物品購入費用
一方で派遣保育士として採用した場合には、派遣会社経由での雇用となります。上記で挙げたような費用はかからず、保育園側としてはコストを抑えて保育士を雇うことができるのです。結果として、一般的なパート雇用の時給よりも高めに設定できるのです。
急な保育士採用でも柔軟に対応できる!
突然保育士が諸事情により休まなければならなくなった、そんな時保育園側は代わりの保育士を採用しなければなりませんよね。求人広告などで募集するにしても、どの会社に依頼するか調べることから始まり、募集要項を考えたり契約をしなければなりません。さらに、書類選考や面談なども実施します。これだけでも早くて1ヶ月以上は時間がかかるでしょう。
派遣保育士の場合は、派遣会社に依頼して保育士と面談、その他簡単な研修や事前打ち合わせだけで完了です。募集から保育士確保までの工程がシンプルで、且つスピーディーに進めることができます。この点も、派遣保育士の高時給になっている要因といえるでしょう。
派遣保育士でも交通費は支給される?
交通費は時給に含まれることがほとんど!
派遣保育士の場合、基本的には交通費支給はされているようです。また、自転車通勤希望の方の場合も交通費の分として時給50円UP、自転車通勤手当をつけたりといった対処もあるようです。
ボーナス(賞与)についても厚生省公表『同一労働同一賃金ガイドライン』にて会社への労働者の貢献に応じて支払わなければならない、とされています。時給に組み込まれることになっています。また、各種手当については所持資格や経験などを考慮して契約時の時給設定の段階で高めに設定されている傾向があります。
残業代については、全額支給されると考えてよいでしょう。派遣保育士は、決められた時間で最初に契約した給料で働く働き方です。
派遣保育士の労働時間は、派遣会社が管理・支払い責任を持って行うようになっています。
この点は、一般的な保育士と大きな違いではないでしょうか。
派遣保育士として高い給料をもらうポイントは?
『保育士としての経験を積む』『スキルアップを目指す』など
保育園にとって保育士不足は、保育園を運営する上でも死活問題となっています。そんな保育士派遣の需要もあり、各派遣会社ではスキルに応じて時給アップさせる動きも見受けられます。派遣保育士として高い給料をもらうには『保育士として実務経験を積む』『スキルアップを目指す』と評価されることでしょう。
ちなみに、実務経験者としてられる例は『主任保育士経験者、クラス担任経験者、障害児保育験者、病棟保育経験、幼稚園教諭免許保有者』などがあげられるでしょう。また、プラスアルファとして『英会話力』なども評価される可能性があります。
保育園側が求める理想の人材に近ければ、より高い時給も見込めるはずです。資格をお持ちの方、実務経験のある方は、派遣会社の担当者に交渉してみてはいかがでしょうか。場合によっては、非公開の高時給求人を紹介してくれるなんてことがあるかもしれませんよ。
派遣保育士の仕事を探すには?
派遣会社への登録から行いましょう!
派遣保育士としての仕事を探すには、派遣会社へ登録して求人紹介をしてもらう必要があります。しかし、派遣会社はたくさんありどう選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
派遣会社によって紹介できる求人の多さ、信頼・実績など特徴はさまざまです。派遣会社を選ぶ際には、『スタッフ対応』がポイントになってくるでしょう派遣保育士として働きたい方にとって、希望に合った仕事をスピーディーに紹介して欲しいものですよね。また、勤務期間中に困った際も迅速なサポートをしてくれると安心ですね。
保育士の派遣については、保育士さんの現場にも詳しいコーディネーターに相談してみましょう♪
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派遣保育士の概要など詳しく知りたい方は
『そもそも派遣保育士とは?』『派遣保育士として働く際のメリット・デメリット』などを派遣保育士について詳しく知りたい方は、以下ページもぜひ参考にしてみてください。
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