保育士が転職したいと思うのはどんな時?転職理由で多いのはどんな内容?

保育士はどんなときに、どんな理由で、転職を考えるようになるのでしょうか。また、実際に転職を決めた場合には、面接でどのように転職の理由を説明したらいいのでしょうか。

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保育士が転職したいと思うのはどんな時?転職理由で多いのはどんな内容?

喜びもたくさんあるけれど、一方で苦労も多いのが保育士という仕事。
長く続けている人ほど、「転職したほうがいいのかな」と思い悩んだことのある人も少なくないはずです。

では、保育士はどんなときに、どんな理由で、転職を考えるようになるのでしょうか
また、実際に転職を決めた場合には、面接でどのように転職の理由を説明したらいいのでしょうか
これから詳しく説明していきます。


保育士が転職したいと思うのはどんな時?

働いている保育園に対して『待遇面や仕事環境』で不満を感じた時!

転職したいと思うには、何か理由があります。理由が1つに絞れるとは限りませんが、たいていは待遇面や仕事環境に不満を感じていることが共通しています
最近では待機児童問題から、保育士の給料の低さや仕事の忙しさが社会問題にもなっています。
転職理由としても、やはり同じ問題があると言えるでしょう。

転職理由で多いのはどんな内容?

勤務先の保育士との人間関係

仕事環境への不満として代表的なのが、職場の他の保育士との人間関係
保育士はほとんどが女性です。女性だから人間関係が悪いということではないですが、同質性が高く、価値観が似通っていると、ささいな違いが人間関係を崩すきっかけになることがあります
背景には仕事の忙しさなどのストレスもあるでしょう。
また、保育方針の違いにも関係しますが、相性の悪い上司にあたってしまうと、どうしても職場に居づらくなるでしょう。

仕事量は多いが給料が低い

保育士は仕事量に対して人員が足りていないことも多いのが実態です。
本来の子ども相手の保育だけでも体力をつかうのに、保育記録作り、お知らせ作り、イベント準備、ミーティングなど……、雑務を含めてたくさんのことをしなければいけません。休日出勤もしばしば。
一人ひとりの仕事量が多いのみならず、ときには少数に負担が集中してしまうこともあります。
どんなにがんばって仕事をこなしても、給料が変わらず低いどころか、残業代も支払われないような状態だと、現在の職場にむなしさを感じても仕方がありません

体力的にしんどい

保育士の仕事は体力勝負です。園内を駆け回り、子どもを抱き上げ、声を張り上げながら、体力が無尽蔵にも思える子どもたちの相手を毎日続けるのは並大抵のことではありません。
その上さらに、感染症も流行しやすい職場。
すでに書いたように、仕事量も決して少なくありません。保育以外の仕事もこなし、残業や持ち帰りの仕事に休日出勤。
そんな日々が続けば、体力的に続けられなくなるというのも無理はありません

勤務先の保育園と自分自身の「保育方針」の違い

子どもたちへの想いが強い保育士ほど、実際の保育現場に不信感を覚えることがあります。
新人保育士のうちはそれも理想と現実の違いとして割り切っていたとしても、経験を積むほど割り切れない想いは強くなるものです。
ましてや、理念に惹かれて務めた保育園が、その理念を実現できていないのであれば、はっきりと失望してしまうでしょう
きちんと理想を実現している他の保育園の話を耳にすると、転職への想いが強くなっていきます。

転職の面接時で退職理由として言うべきことは?

転職理由はしっかりと整理しましょう

転職したいと思ったきっかけは、上に書いたように、多くがネガティブな理由です。
いざ転職することを決め、別の保育園の面接に臨むという場合、ネガティブな理由をそのまま伝えることは望ましくありません
ネガティブな事実それだけでは、あまり良い印象を与えないからです。
だからと言って、うそをつくわけではありません。ネガティブな事実のようでもしっかりと整理することで、ポジティブに捉え直すことができるのです

目指す保育方針で違い・保育方針の不一致があった

目指す保育方針に違いがあった場合は、自分の想いをそのまま伝えることがむしろあなたの情熱をアピールすることにつながります。
好ましくないのは、前職の園を必要以上におとしめるような悪口や批判です。それよりも、前向きに自分の目指す保育方針をしっかりと伝えましょう。
希望する園の保育方針に魅力を感じたのであれば、その園の保育方針に感銘を受けたという事実につなげるといいでしょう。

仕事内容・能力などで評価されなかった

待遇が悪かったというのは本音かもしれませんが、それでは希望する園に貢献できる積極的な理由にはなりません。
前の職場で自分がどんな役割を果たしてきたのかということと、それに見合った評価がなされなかったという形で伝えるのが良いのではないでしょうか。
待遇が良い職場は、その分保育士に求める水準が高いものです。スキルや想いなど、自分が貢献できることをあわせて伝えるようにしましょう

体調不良で退職した場合も素直に伝える

体調不良で退職した場合には、「うちに来ても、やっぱり体力が続かないんじゃないの?」と思われてしまう懸念があります。
だからと言ってそれを隠すのも良くありません。むしろ正直に打ち明けた上で、今はしっかり休養して完全に回復していることをアピールしたほうが好感がもてます
特に、実際に体の不調があった場合には、それを素直に話した上で、現在は完治していることを伝えましょう。

転職の面接前に整理しておくべき点は?

志望動機はしっかり言えるようにしましょう!

転職の理由はネガティブなものになりがちです。内容によっては、ポジティブな言い換えにも限界があるかもしれません。
それよりも大事なのは、どうして転職先の園に務めたいのかということ。そして、どう自分が園に貢献できるのかということ。
転職先の園への想いをアピールすることにつながるよう志望動機を整理して、面接で堂々と話せるように準備しておきましょう。

保育士の志望動機については、保育士さんの現場にも詳しいコーディネーターに相談してみましょう♪
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