保育士の夜勤。お給料や仕事内容は?早朝勤務もチェック!

企業内保育や院内保育などで、増えてきているのが、夜勤ありの求人。 夜勤のメリットやデメリット、保育士の夜勤や早朝勤務の実態などを紹介します。

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保育士の夜勤。お給料や仕事内容は?早朝勤務もチェック!

あなたの身近に、夜勤で働く保育士さんはいますか?

最近は企業内保育や院内保育などで、夜勤ありの求人も増えてきています。
夜勤のメリットやデメリット、保育士の夜勤や早朝勤務の実態などを紹介します。

夜勤、早朝勤務の定義

そもそも夜勤や早朝勤務とはなんでしょうか。

割増賃金には、「時間外(時間外手当・残業手当)」「休日手当」「深夜手当」の3種類があります。
夜勤はこのうちの「深夜手当」に当たり、夜10時から朝5時までの間に勤務したときには25%以上の割増賃金が支払われることが、法律で定められています。
早朝勤務はこのうちの「時間外(時間外手当・残業手当)」に当たります。
一般に「残業」という言葉の響きから終業時間の延長だけを想像しがちですが、終業が通常通りでも早朝勤務であれば、この割増賃金が発生します

これが夜勤の魅力!やりがいとメリット

体力的には大変な夜間勤務ですが、メリットも少なくありません。
まずは夜勤のメリットについて紹介します。

・プライベートの時間が充実する
保育士の夜勤は、通常の勤務の2日分の時間を一度にこなします。
そのため、夜勤を終えた次の日はまるまる1日休むことになります。

したがって、勤務スタートの日は、夕方までは自由な時間。
翌日、夜勤明けの日は、朝から自由な時間。
その次の日は完全に休みの日、ということになります。

・夜型人間にはぴったり
もともと夜型の生活に慣れている人であれば、夜勤はそう大きな負担ではないかもしれません。
むしろ、夜型生活が合っている人にとっては、ぴったりの仕事ですね。

・夜勤手当がつく!
夜勤には夜勤手当がつきます。
22時から5時までの間の勤務は、25%以上の割増率で、夜勤手当が定められています。

・仕事内容が特殊
保育士として求められるスキルが、通常の勤務とはだいぶ異なります。
夜間は基本、園児たちの睡眠時間なので、メインは寝かしつけと夜泣きのケアです。
遊びを通した園児との関わりも少ないですし、園行事などへの関わりは求められません。
日中に比べて仕事内容は特殊で、負担が多くはありません。

院内保育の夜勤

病院内の保育室には、夜勤に高い需要があります。
院内保育は、病院に勤務する医師や看護師が、自分の子どもを預けるための施設です。
院内の保育園は一般の保育園に比べて少人数で、子どもとじっくり関われるという魅力もあります。

医師や看護師は朝が早かったり夜が遅かったりするので、夜勤ができるスタッフを募集していることが多くあります。
正職員は月給20万円以上で、別途、週1〜2回の夜勤時に手当を支給するという形が多いです。
パートタイムでは、時給1,000〜1,400円ほどです。

求人情報はこちらをご覧ください。
https://www.e-hoikushi.net/kyujin/facility3/

企業内保育の夜勤

企業内保育所は、企業の事業所内の一部を、託児所等として利用した保育所です。
企業内保育所の対象は、原則として0歳から3歳未満の子どもとなるのが大きな特徴です。
たとえば空港内保育所など、業務内容によって、夜勤や早朝勤務が求められるところがあります。

企業の正社員として勤務する形が多く、企業により差がありますが、好条件のところが多くあるのも魅力です。
月給23万〜28万円というところも少なくありません。

求人情報はこちらをご覧ください。
https://www.e-hoikushi.net/kyujin/facility4/

その他の施設夜勤や、デメリット。

夜勤のニーズがある保育施設は、ほかにもあります。
たとえば、乳児院。乳児院児童福祉施設の1つで、家庭の問題などによって養育者がいない1歳未満の乳児を養育する施設です。
勤務実態は施設によってさまざまですが、職員も少ないところが多く、決して楽ではありませんが、やりがいがある仕事です。

夜勤全般に言えることですが、仮眠をとれるとはいえ、夜にまとまった睡眠がとれないというのは、やはり健康的ではありません。
やりがいもありますが、夜型生活に慣れている人、体力に自信がある人でないと厳しいでしょう。

保育士の夜勤。社員、派遣社員、パート…オススメは?

夜勤のある求人は、正社員であることがほとんどです。
パートタイムでの求人もありますが、基本的にはあまりオススメできません。
残業代がないですし、社会保険に入れないことが万が一の時に不安材料になります。労災が発生しても、充分にセーフティ・ネットが機能しないかもしれません。

夜勤には需要があり、やりがいもメリットもあるとはいえ、その分デメリットもある勤務にもなります。
自分の適性を見極めて、自己の健康管理や、万が一のトラブルにより一層気を遣うことが求められます。

まとめ

認可保育園以外のさまざまな施設で働くことは、社会勉強にもなりますし、その特殊な経験が、保育士としてのスキルアップやキャリアアップにもつながるかもしれません。

夜勤ではなくても、早朝勤務による割増賃金に興味のある方は、派遣という選択肢もあります
たとえば、通常10時〜18時の勤務時間のところ、7時〜12時のシフトで入った場合、7時から10時の3時間分が割増賃金となります。

保育士netでは、残業割増が100%つく派遣求人(非公開)も取り扱っています。
https://www.e-hoikushi.net/kyujin/type4/

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