潜在保育士が就業しない理由−雇用側保育園との勤務条件のズレ
- 保育士のホンネ
- 2014/10/31
株式会社ポピンズが厚生労働省の委託で全国の保育士800名を対象に行ったアンケート調査によると、保育士資格を持ちながらも就業していない「潜在保育士」のうち69.0%は「子どもあり」と回答。また、その7割は「日中に自分の子どもを保育している」と答えました。
同調査では、潜在保育士が就業しない理由の1位は『求人しているが条件に合う求人がない』(29.6%)という結果。
潜在保育士が再就職するにあたって希望する条件とは?
1位:「勤務日数」「通勤時間」(66.8%)
2位:「勤務時間」(62.1%)
3位:「雇用形態 パート・非常勤採用」(49.5%)
子育て世代が保育士として働くには、「育児・子育て」と両立できる条件が大きなポイントとなることがわかります。
では、子育て世代で保育士の仕事に就いている人たちは、どのような人たちが、どのような働き方をしているのでしょうか。
東京都福祉保健局による保育士実態調査結果(調査対象:東京都保育士登録者31,550名)から、子育て世代である30代保育士の実態を抜粋します。
30代の過半数が子育てをしながら保育士として働いている
また、その65.0%が自分の子どもを保育園に預けています。
20代と30代の違いは雇用形態
正規社員24.6%、有期契約フルタイム13.7%、有期契約パート60.3%
\このページをシェアする/