保育園の室内遊びにおすすめ!100円グッズでできる簡単脳育遊び
- 保育士お役立ち情報
- 2017/10/16
洗濯バサミでできる「遊び」
◎洗濯バサミを挟む動きで、親指と人差し指の筋力が鍛えられます。
鉛筆やお箸が上手に持てる子になる遊びです。
遊び方
洗濯バサミで色々なものを挟んでみましょう。また洗濯バサミを組み合わせていろいろなものを作ってみましょう。
■ステップ1
紙皿の真ん中に顔を描いて、フチに洗濯バサミをはさめば「ライオン」が完成。
紙皿のようにかたい物は挟みやすく簡単です。
かたい物を挟む指の機能が育ったら、タオルなどのやわらかい物に挑戦しましょう。
■ステップ2
次は洗濯物干しのような上にぶら下がっている洗濯バサミに挟んでみましょう。
肩の上方可動域をあげた状態で、物を挟む行為は、難しい動きになってきます。
始めは手の届くところにぶら下げてあげて、徐々に高いところに吊るしてもクリアできるようにしていきます。
こういった遊びを経験した子は、幼稚園生になるころには自分のパンツや靴下、制服なども自分で干せる子になります。
■ステップ3
洗濯バサミを使って自由に好きなものを作ってみましょう。
このような自由遊びで、正解のある教育が多い日本人が苦手とする発想力・表現力・思考力を育みます。
ここでワンポイント
近年では、鉛筆の筆圧が弱い子どもがたくさんいます。
なぜ弱いのか、それは指先の運動発達を促す遊びが減っているためです。
1年生になってから、お箸や鉛筆をきちんと持てる子に育てましょう。
まとめ
今回ご紹介した100円グッズを使った室内遊びは、たくさんあるうちのごく一部です。
おもちゃではない100円グッズも見方を変えれば、子どもが興味を示すおもちゃに変身します。
そして、遊び方を変えれば、また違ったおもちゃに。一見「飽きた」のかなと思うようなことも、実はその「スキルを獲得」したということ。
だから、新しいおもちゃを与えるのではなく、同じものを使って遊び方をステップアップ=少し難しくしてあげれば、また子どもたちは夢中になって遊びだします。
こんなに手軽で簡単なのに、脳や身体の発育を促すことができる100円グッズ。ぜひ保育の現場でもお試しください。
取材協力をして頂いたギフト教育では、紙コップ、洗濯ばさみ以外の100円グッズを使った知育おもちゃの作り方や、雨の日の室内遊び、手遊び歌など、現場ですぐに実践できるノウハウを多数ご紹介しています!
取材協力
ギフト教育
ギフト教育では、乳幼児の「学習能力」「感性」「身体能力」を育てるため、
脳科学者、臨床心理士、スポーツトレーナー、行動科学研究所などと共同開発したメソッドを資格として発行しています。
声掛けや手遊び歌など、育児やお遊戯などの効果効能が科学的根拠により理解できる、
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