30〜40代で保育士を目指す人は「通信教育⇒保育士試験合格」ルートが最多
- 保育ニュース
- 2014/12/18
合格率17.4%(平成25年度 厚生労働省発表)と、難関と言われる国家資格「保育士」。
調査結果によると、30〜40代の女性は、20代に比べて「通信教育などで学んだ後、保育士試験に合格」して保育士資格を取得している人の割合が高いことがわかりました。
30〜40代の保育士の資格取得の実態
「通信教育⇒保育士試験合格」ルートが多い!
保育士になるには、大きく分けて2つのルートがあります。
1つは大学や短大、専門学校などの指定保育士養成課程を修了することで保育士資格を取得するルート。もう一つは、通信教育などで学んだ後、保育士試験を受けて保育士資格を取得するルートです。
東京保健福祉局の調査結果では、直近5年間の保育士登録者のうち、4人中3人(74.2%)は指定保育士養成施設での資格取得者で、「通信教育などで学んだ後、保育士試験」で取得した人は4人中1人(24.9%)です。
しかし、これを年代別にみると、大きな違いがあることがわかります。
指定保育士養成施設卒(専門・短大・大学)…88%
保育士試験…11.3%
30代女性
指定保育士養成施設卒(専門・短大・大学)…64%
保育士試験…35.7%
40代女性
指定保育士養成施設卒(専門・短大・大学)…63%
保育士試験…36.7%
20代は「指定養成課程を卒業」して取得した人が9割で、「保育士試験」合格によって資格取得した人は11%にとどまるのに比べ、30〜40代女性では「保育士試験」が35%以上と高い割合です。
主婦や社会人経験を経て、社会復帰あるいは転職の職業として保育士を選択し、自ら通信講座等で学んで試験に挑戦する人が30〜40代でグッと増えていることがわかる結果です。
30、40代で保育士試験に挑戦する理由は?
指定養成施設を卒業しなくてもよいとはいえ、保育士試験は毎年1回(2014年12月現在)、受験科目は多岐にわたり、筆記に加え実技試験もある合格率17.4%の国家資格ですので、試験合格は簡単とはいえません。(「保育士になるには」参照)
それでもなお、30〜40代の女性が挑戦する理由は何でしょうか?
理由その1:未経験者でも求人が増えている
深刻な待機児童問題において、最重要課題とされる保育士不足。これを背景とした保育士人材需要の高まりが一番の要因といえるでしょう。
保育所は未経験者を含め、保育士業務の従事者を広く求めています。
理由その2:保育士は何歳からでも挑戦できる
保育士の受験資格に年齢制限はありません。また学歴についても範囲が広く、大学・短大・専門学校(2年以上)卒業以上であれば誰もが、また中卒・高卒でも児童施設における実務を経験することで挑戦できます。
社会人・主婦からでも保育士を目指すことは可能です。保育士になるには、2つの方法があります。
>>社会人・主婦から保育士になるには
共働き世帯が増えた今、30〜40代女性が安定した就業を目指せる国家資格として保育士が広く注目されています。
理由その3:試験対策講座が充実している
保育士試験は受験科目が多いため勉強の進め方が難しく、実技試験もあるため、独学で合格するのは難関です。
その点、通信教育は対策受験講座が充実しており、自分の時間が取りにくい社会人や子育て中であってもマイペースに学ぶことができる上、受講費用もリーズナブルです。
また、社会人&主婦向けにスクーリングスケジュールを組み立てられる通学講座も増えています。
>> 保育士受験対策講座・通信制大学のスクール一覧(一括資料請求可能)
理由その4:社会人&子育て経験が活かせる
未経験であっても、子育て経験者である主婦は即戦力となり、社会人経験者は社会人としてのモラルや業務推進力を身に付けているため、採用側の保育所は高く評価しています。
理由その5:保育士の仕事にやりがいを感じている
30〜40代の子育て経験、社会人経験がある世代は、幼少期の子どもとの関わりの大切さや、仕事と子育ての両立の大変さというものを身を持って知っています。
だからこそ、「同じように子供を持つ地域の母親をサポートしたい」「幼少期の大事な時間を大切にし、関わっていきたい」と、保育士として働くことの意義や、やりがいを強く持っているという特徴があります。
30〜40代で通信講座等⇒保育士試験に挑戦した保育士の声
「保育士になってよかったこと」は?
30〜40代の社会人の転職、主婦の方の社会復帰の職業として保育士が広く認知され、通信講座等で学び保育士を目指す人は今後も増えていくことが予想されます。
その一方で、資格を取得したのに就業していない潜在保育士の割合は、過去就業経験のある保育士も含めると、試験合格ルートの有資格者が最も多い(55.2%)という厳しい事実があります。
その要因は主に2つ考えられます。
自らも子供を持つ世代であるが故に、勤務可能な時間が限られており、希望条件に合う求人がないという問題。そして子育て経験があるが故に、必要だと考える知識や技術に関して求めるレベルが高く、実技に対する不安が足踏みの原因になっているという問題です。
保育士不足待ったなしの状況下、これらの潜在保育士を就業に導く必要があります。
子どもを持つ保育士が働きやすい雇用条件あるいは職場環境作り、また就業時の保育知識や実技をサポートする研修の実施など、国や採用側のさらなる取り組みが求められています。
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