東京都が保育士待遇改善の新施策を発表!【2017年度版】
- 保育ニュース
- 2017/02/16
1月25日、東京都は平成29年度の予算案を発表しました。注目の保育関連予算は前年度より4割アップ。待機児童解消に向けた取組を行い、保育サービスを利用できる子どもの数を18,000人増加させるとしています。
「待機児童解消」と一口に言っても、「税金を免除して保育園の整備をしやすくする」、「認可外保育園の負担を軽減する」など取組みはさまざま。ここでは、保育士の待遇改善に直結する施策を紹介します。
給与補助、月額2.1万円を上乗せへ
保育士にとって一番のネックとなっているのが「お給料問題」。待機児童問題が深刻な東京都は、以前から独自の補助を行っていましたが、本年度より新たな施策を発表しました。
平成27年度から行っている月額2万3千円の補助に加え、平成29年度より「保育⼠等キャリアアップ補助金」として新たに月額2万1千円を増額するとしています。これにより、給与補助は保育士1人に対して月額平均で計約4万4千円になる見込みです。
※この保育⼠等キャリアアップ補助に、公立保育園は含まれないとのこと。
※給与補助と実際の保育士の給与アップ額は異なります。
ベビーシッター代を補助し、保育士の復帰を後押し!
出産、育児によって仕事を辞めた保育士が復職を考えた時に大きな壁となるのが、“自分の子どもの”待機児童問題です。そこで東京都は、保育士が子どもを保育園に預けられなかった場合、ベビーシッター等の居宅訪問型保育を利用した際の料金を補助し、潜在保育士の復帰を促すとしています。
※この記事は、平成29年度東京都予算案発表時点の情報を元に作成しています。
保育士に復帰するなら今がチャンス!
日本総合研究所の試算によると、保育所ニーズは少なくとも2020年ごろまで増えるとの結果に。需要の高まりに対応するため、国や市区町村、保育園を運営している法人も、独自の待遇改善策を実施しています。
(2017年4月開始予定!全保育士の給与アップ&経験に応じた新役職の創設へ)
状況が改善しつつある今が、潜在保育士さんにとっては復帰のチャンス!もちろん就業中の保育士さんでも、条件の良い園が見つけやすくなっています。
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≪参考URL≫
・平成29年度(2017年度)東京都予算案の概要(東京都HP)
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