【保育士の転職】自己分析に使える4つのチェック項目
- 保育士の就職・転職
- 2016/10/21
園選びにおいても、面接においても、保育士転職では「自分を知っていること」が最初の一歩です。 なぜ保育士の転職に自己分析が必要なのか、そして効果的な自己分析のためのチェック項目4つをご紹介します。
なぜ自己分析が必要?
園選びに役立つ
自己分析をすることによってあなたの得意・不得意や、保育観を整理できると、園選びがよりスムーズになります。 例えば、「子どもと1対1でじっくり向き合う関係づくりが得意」であれば、小規模園や人数の少ない園が合っている、あるいは「行事の経験を積みたい」のであれば、歴史があり大規模な園が環境として相応しいかもしれません。
面接で有利
自分を効果的にアピールするには、まずは自分自身のことをよく知っていなければなりません。 自分の良い部分だけでなく、「短所や苦手なこと」を自覚していることが大切です。
自分のネガティブな情報を隠そうとせずに、「今後このように克服したい」あるいは「周囲の協力が必要」といった情報を明確に伝えることで、採用担当者は「あなたが職場で働くイメージ」を具体的に描くことができますし、同時に「自分を客観視できる人材」だと信用されます。
自己分析に有効な4つのチェック項目
CHECK2.自分はどんな保育士か?
CHECK3.得意な仕事、苦手な仕事は?
CHECK4.新しい保育園で何をしたいのか?
「自分がどのような保育士か」を分析する
自己分析では、まず自分のパーソナリティや、保育士としての自分の個性を振り返ります。 これらの情報により、採用担当者は「どのような分野で即戦力として活躍できるのか」あるいは「既存メンバーとの補完バランス」を判断します。
CHECK1.自分の長所と短所は?
まずは自己分析の基礎。自分の性格について振返りましょう。
「誰とでも仲良くなれる」「ムードメーカー的存在」といった性格は長所としてアピールしやすいですね。
一方で、短所も裏返しのアピールポイントになることをご存知ですか?例えば、自覚している性格が「1つのことにこだわり過ぎてしまう」であれば、裏返せば「集中力が高く、1つ1つの仕事を納得いくまで完遂できる」とも言えます。
予め自己分析しておくことで、ネガティブな質問もアピールポイントに置き換えて回答できます。
CHECK2.自分はどんな保育士か?
あなたがどのような保育感を持っている保育士さんなのかを分析しましょう。保育の仕事の中で大切にしていることや、子どもにどう成長してほしいと思っているか?を書き出してみることです。普段はなかなか自分の思いを言葉にすることがないと思いますので、この機会に取り組んでみましょう。
また、職場の保育士さんや周囲の人から「どのように見られているか?」という客観的な視点も大切です。あらためて直接聞いたり、日頃言われていることを振返ってみましょう。
CHECK3.得意な仕事、苦手な仕事は?
得意な仕事は=成功経験から、苦手な仕事は=失敗経験からひも解くことができます。 あなたのこれまでの保育士経験の中で、印象に残っている成功と失敗の出来事を書き出してみましょう。
例えば「行事の準備が間に合わなかった」という経験があれば、なぜうまくいかなかったのかを掘り下げてみると、「仕事の段取りをつけて行動することが苦手」という自分の課題(苦手なこと)が見えてきます。
また、苦手な仕事も「克服する努力をしているかどうか」で評価が変わります。「ピアノが苦手ですが、子どもたちの前でチャレンジするようにしている」といった前向きな姿勢を面接でアピールできるとなお良いですね。
「今後どのような保育をしていきたいか」を分析する
CHECK4.新しい保育園で何をしたいのか?
これまでの自己分析に取り組むと、おのずと「今後やりたい保育(現在の職場では無理でも、新しい園でなら実現できる保育)」が見えてきます。
志望園の保育方針が「自分の保育観と合っている」あるいは「自分の得意分野を活かせる環境である」といった明確な志望動機を創ることができるのです。面接でしっかりアピールし、更により詳しい話を聞いて動機形成を深めていきましょう。
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