新都知事で保育問題はどうなる?都知事選公約まとめ
- 保育ニュース
- 2016/07/27
2016年7月31日(日)に開票が行われる東京都知事選。待機児童問題が特に深刻な東京都では、施設不足の解消や保育士確保等の対応策が一つの争点になっています。そこで今回は、主要三候補の公約をまとめました。
主要3候補の保育に関わる公約はこちら
小池百合子氏…「待機児童ゼロ」を目標
●「待機児童ゼロ」を目標に保育所の受け入れ年齢、広さ制限などの規制を見直す(子ども1人あたりに確保しなくてはならない広さなどの規制緩和)
●保育ママ・保育オバ・子供食堂などを活用して地域の育児支援態勢を促進する
●あらゆる都内遊休空間を利用し、保育施設不足を解消
●待遇改善等により保育人材を確保(空き家を利用し、保育士のシェアハウスとして現物支給するなど)
鳥越俊太郎氏…あらゆる施策を通じて待機児童ゼロを目指します
●保育所の整備をはじめ、あらゆる施策を通じて、待機児童ゼロを目指す(マンション新設時に保育所を併設するルールの検討など)
●保育士の給与・処遇を改善する
増田寛也氏… 「待機児童解消・緊急プログラム」を策定、8,000人の待機児童を早期解消
●給与アップ、家賃補助など、保育士の処遇を大幅に改善(都独自の給与補助や、預かる子どもが少ない土曜日は地域の1つの保育所で共同で保育をし、保育士を休みやすくするなど)
●病児保育の充実
●保育用地の確保(建設の際の住民とのトラブルに対応する専門チームの創設や、地域別の対策プログラム作成など)
投票日は7/31(日)!期日前投票は7/30(土)まで
主要三候補の、保育に関わる公約は以上となります。「それで本当に待遇改善するの?」「具体的にどんな方法で行うの?」などなど気になる点は多々あるかと思いますが、「この候補者は保育についてこんな考えを持っているんだな」と投票の際の一つの指針としてもらえれば幸いです。
≪参考URL≫
東京大改革宣言(小池ゆりこ 東京都知事選特設ページ)
第2回「待機児童ゼロ」(鳥越俊太郎公式サイト: 東京都知事候補)
あたたかさと夢あふれる東京に。(増田ひろやHP)
都知事候補の政策比較「待機児童」
東京都知事選挙 特設サイト
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