退職を決意する前に振り返るべき3つのポイント
- 保育士の就職・転職
- 2016/08/17
「この職場ツライかも…」「転職しようかな…」というふうに退職を考えている方は少し立ち止まってみてから決めてみませんか? 退職を考える状況を3つに分けて考えてみましょう。
1.人間関係に悩んでいる
保育士の退職理由で最も多いのが人間関係。一部の人間関係でキャリアが途切れてしまうのはもったいないですね。ひと言で人間関係と言っても様々ですから、悩みの根本を考えてみましょう。
同僚と保育方針が合わず、上手く連携が取れない
長く一緒に働く同僚と保育方針が合わない状態が続くと辛いですね。
お互いの価値観やこだわりを共有し、話し合って解決していくのが理想ですが、そうも上手くいかないのが人間関係の難しいところです。
そのような時は他の先生に相談してみましょう。主任など、中立の立場でお話を聞いてくれる方がいいですね。一緒に解決策を見出してくれるかもしれません。
園長・主任・リーダーとのトラブル
上司との価値観の違い、なかにはパワーハラスメントといった悩みで転職を検討される方も多いです。このような時、まずは他の先生方の考えを聞いてみましょう。人によって物事の捉え方は様々です。今まで見えていなかった管理職の先生の立場や思いに気づき、自分の行動から関係性を改善できるかもしれません。
また、本部の方に相談してみることも有効です。場合によっては系列園への異動を検討してもらえる可能性もあります。
一人で抱え込まず、周りの人にシェアしてみてください。
2.給料面での転職を考えている
ニュースでも話題にあがる保育士の給与水準。
「同じ仕事をするなら所得が高いほうが良い!」と転職を望まれる方もいらっしゃいます。
ただ、決断の前に転職によってどのくらい給与アップがのぞめるのかリサーチすることが大切です。
求人票やインターネット等の限られた情報から見定めるのは大変ですから、人材紹介会社を利用して様々な保育園の状況を教えてもらうのも有効な手段のひとつです。
将来的な昇給についても現職と比較し、転職か、現職で経験を積んだ方がいいのかを判断しましょう。
3.自分の保育観が変わってきた
何年か同じ保育園で経験を積んだ方に多いお悩みかと思います。 もっとほかの園も見てみたいと思っている方は、手始めに様々な園を見学して、自分に合った園を探してみてもよいでしょう。
お仕事をしていると「辞めようかな」と思ってしまうこともあるかと思います。
しかし一度は自分自身が決めて選んだ職場。その園だからこそ実現できていることが必ずあるはずです。
無理は禁物ですが、勢いで退職するのではなく、振り返ってから決めることが後悔しない転職の重要なポイントです。
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