人事担当者に意外とチェックされているポイント5つ
- 保育士の就職・転職
- 2016/08/04
保育士の採用で書類選考や面接をする人事担当者は、あなたのどのようなところをチェックしていると思いますか?人気の高い求人への応募で選ばれるには、おさえるべき人事担当者のツボがあります。 人事担当者の立場に立てば見えてくる「意外と見られているポイント」をご紹介します。
1.履歴書の第一印象は顔写真で決まる!
履歴書や職務経歴書はその記入内容が何よりも重要ですが、今回は最初に目に入る顔写真と文字が第一印象を決めるということをご紹介します。
顔写真や文字からも人柄は見られている
履歴書の顔写真。採用担当者は「清潔感があるか、保育士らしいやさしい人柄か」を見ています。撮影時の服装や髪型、表情に気を配ること、また、セルフ撮影やスピード写真よりも写真館などでプロのカメラマンに撮影してもらう方が格段に印象の良い写真になります。
「そんなの当たり前では?」と思うかもしれませんが、他の候補者と比較された際に身だしなみが雑であったり表情が暗いという理由で不採用になってしまうケースは少なくありません。
また、文字は自覚する以上に人柄を表すものです。丁寧に落ち着いて書くようにしましょう。
上記はいずれも「自分が採用担当者だったら選びたいと思うか?」を客観的に想像すれば気を付けられること。言い換えれば履歴書の第一印象で「相手の立場で行動できる人物か」を見られているといっても過言ではありません。
2.何気ない行動に気を配るべし。
園見学や面接で園を訪れた際のふとした態度から、社会人の基本が身に付いているかや保育士の適性が見られています。
あいさつができる人物か
あいさつはすべての基本です。誰にでも明るく挨拶ができるかがしっかり見られていますので、積極的に挨拶をしましょう。
会話のキャッチボールができるか
保育士の仕事は、子どもとの関わりはもちろん、保育士同士の連携、保護者対応、そして外部関係者や地域の人達…と、様々な人と関わる場面があるためコミュニケーション力が重視されます。
面接では相手の目を見て話をし、面接官の質問の意図をくみ取った回答を心掛けましょう。
3.自分と園の相性をアピールしましょう。
面接ではよく「なんでこの園を志望するのか?」を聞かれますね。この質問ではどれだけ園の特性を理解しているかや本気で志望しているかを見ています。事前にホームページなどで下調べをして、あなたと園の相性を自分なりに整理しておくことがポイント。特に、園ごとの特色が出やすい保育方針について「あなたのやりたい保育とマッチしているか」を伝えられると良いでしょう。
園のことをよく理解していることが伝われば「ミスマッチはないだろう」という安心感を与えます。
それに、採用担当者も1人の人間です。自分(園)のことをよく知ってくれていると嬉しいものですよね。
4.意欲と将来像は自分の言葉で
採用担当者の立場に立ってみれば、「意欲を持って」「長く働き続けてくれる」保育士と出会いたいというのが最大の願いです。
意欲は情熱をもって
意欲を伝えるとなると構えてしまいがちですが、仕事に対するあなたの「率直な思い」を飾らずに伝えるのが一番です。保育士の適性は、何よりも「子どもが好き」「保育の仕事が好き」という情熱を持っていることですから。上手く言えなくても問題ありません。保育の道を選んだ時の初心に返って情熱を伝えましょう。
将来どうなりたいか
当然ながら、すぐに辞めても構わないと思っている採用担当者はいません。結婚や出産というライフイベントを経て、長い目でスキルアップしてほしいと願っています。人生設計やこんな保育士になりたいというビジョンをなるべく具体的に伝えるようにしましょう。
5.質問は積極的に!
ただし、給与や福利厚生だけに偏り過ぎない
質問することはとても効果的です。意欲や積極性があるという印象を与えます。ただし質問内容には気を配りましょう。あまりに給与や福利厚生のことばかり聞くと、「気になるのはそこばっかりなの?うちの園で保育がしたいんじゃなかったの?」と誤解を与えかねません。
しかしながら、長く働きたいと思う人にとって働く環境や雇用条件、昇給制度などは必ず事前に確認すべき大切なこと。不明点は面接の後日に確認するというのも手ですし、人材紹介サービスなどを利用している場合はキャリアコンサルタントを通して確認してもらうと差し障りがなく安心です。
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