【2022年4月採用】保育士転職はまだ間に合う?
- 保育士お役立ち情報
- 2022/02/28
保育士が転職をするなら、4月就業が良いと言われています。その理由や注意点などについて紹介します。
2、3月でも4月採用の求人募集はあり!
4月入社に向けた保育士さんの就・転職活動で「本当は転職したいけど、仕事が忙しい」「今から探しても間に合うでしょうか?」といった駆け込みのご相談も年明けから増えています。 4月近くになっても求人募集はあるため、働きながらの就転職活動でもまだ間に合います。今から始めて、4月から新しい仕事に就くために抑えておくべきポイントをご紹介します。
4月からの転職をスムーズに進めるには?
現職で転職活動を行う方は、特に時間との勝負です。余裕のある時に、できることは進めておくと良いでしょう。 4月からの転職を目指す上で、今から準備すること、注意点、心構えなどのポイントを紹介します。
気になる求人はまず問い合わせてみる!
求人は日々変化しています。気になる求人があったら、まずは問い合わせてみましょう。気が付いたら募集がなくなっていたということはよくあります。
履歴書・職務経歴書作成は、即準備を始める!
意外に時間のかかる履歴書・職務経歴書は準備を進めていきましょう。証明写真も余裕のあるうちに撮影されるとよいでしょう。
時間のある時に引継ぎの準備を始めておく!
いざ退職となった時に引継ぎの準備を進めるのでなく、日々の業務の中で少しずつ準備を進めていきましょう。引き継ぎリストの作成、担当した行事のまとめ、子どもたちの保育計画のまとめなどが考えられます。
そもそも4月からの入職がおすすすめな理由は?
保育士の転職に最適な時期は、新年度開始の4月とされています。その理由としては以下があげられます。
一年に一度の、子どもが入れ替わるタイミング!
子どもへの影響を考えると、年度途中の担任の入れ替えは避けたいところです。なので、園全体で職員の再編成が行われる4月は転職に最適といえるでしょう。
新卒も入職する時期でなじみやすい!
新卒など他の採用者と一緒に働き始められるタイミングは4月しかありません。新しく就職する保育士とともに職場環境に早くなじむことができ、区切りの良いスタートを切ることができるでしょう。 また、慣らし保育期間にあたることも多く、保育士も慣れるまで無理せずに保育をすることができます。
求人数が多く、選びやすい!
保育園では新学期に向けて人員計画が策定されるため、求人募集を積極的にかけます。新規開園の園なども多い時期のため、選択肢が増えるタイミングです。
4月就業の保育士採用!保育園にとってもメリットあり!?
保育士が4月に入職することは、様々な利点があることはおわかりいただけたかと思います。4月から保育園で就業を開始することは、保育園側にとってのメリットもあるのです。
引継ぎなどがスムーズに行える!
保育園にとっては、新規採用者への教育を一括で行うことができます。中途採用よりも事前に準備ができるので、引継ぎなどもスムーズに行えます。
保護者との信頼関係が気付きやすい!
保護者にとっては、年度途中からよりも長く付き合うことになるので、信頼関係が築きやすくなります。
子どもたちに寂しさなど悪影響を与えない心配り!
子どもにとって、担任が年度の途中で交代することは寂しいことです。子どもになるべく悪影響を及ぼさないための心配りとしても、4月からの入職はメリットがあります。
特別希望が無ければ「4月転職」がおすすめ
4月からの転職について、考えられるデメリットは特にありません。特殊な条件があるなど、特に理由がないのであれば、新年度の始まりの4月からの入職がおすすめです。
求人募集開始のタイミングは年々早まっている!?
就転職希望の方は早めの行動を!
早めに求人募集を行って良い保育士を採用したいなど、保育園が求人を出し始めるタイミングは年々早まっています。 これまで求人数は年明けの1月がピークでしたが、今では前年の夏から秋にかけても多くなっています。 希望に合った求人募集を逃さないためにも、転職をしようと決めている方は特に早めの準備、小まめな求人情報のチェックをするようにしましょう。
まとめ
保育士の転職は、一般的に新年度の始まり4月からがベストです。また、4月から勤務することは、保育士だけでなく受け入れる保育園や保護者、子どもにもメリットがあります。 転職を考えている保育士の方は、早めの行動・準備により4月就業を目指してみてはいかがでしょうか。
ライタープロフィール
玉田 洋さん
保育園運営企業で、子育て雑誌編集長を経験し、その後、都内で保育士として勤務する。現在は「森の保育園」を計画中。
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