保育園の園長先生に求められる資質・考え方や行動とは?
- 保育インタビュー
- 2015/10/06
「立場が人を創る」
どんどん園長職にチャレンジして欲しい
ー園長になりたい、と考えている方も多いかと思うのですが、どういった方に適性があると思いますか?
1つ目は、保育に対する信念をちゃんともっている方。
園長が保育方針を持ち、それを正確に保育士に伝える、それができないと保育士はついてこないと思うんですよね。
例えば私が働いているにじいろ保育園だったら、「温かい空間(いえ)が人を育てる」という方針があるわけですが、
実現するために各自どう行動すればいいのかを、園長は保育士に対して具体的に示せないといけません。
2つ目は、好奇心を持ち続けられる方。
園長は「これ楽しい」、「これいいね」、という好奇心を常に持って、自らが挑戦する姿勢を保育士に見せてあげるべきかなと思います。
私は“楽しくないと仕事じゃない”と思うので、保育士にもどうしたら仕事が楽しくなるかを自分で考えてほしい。
だから私もアイディア出すけどみんなも出してね、っていう姿勢でいつも仕事をしています。
3つ目は、問題があっても落ち込まず、解決していける方。
例えば保護者から苦情をいただいてもね、くよくよ悩まず、言ってくれてありがとうって受け止めて、
どうすればより良い状況になるかを考えて、実行すればいいんです。
子どもだって保育士同士だって、1人ひとりに色々な考え方があって、自分の思い通りにいく訳は無いんだから、問題は必ず起こります。ですから、
起こった出来事から課題を抽出し、解決していく、その力が園長には必要だと思います。
ー園長を目指す方に向けてメッセージをお願いします!
保育園の増設と共に、指導する人材もどんどん必要となってきます。
加えて、園長の役割の重要性は増しています。
例えば、保育園設置に関する苦情が発生している中でどう地域に溶け込んでいくか、保育園の重要性をどう世間の人に認識してもらうか、これらも園長の仕事になっていくんですね。
私はね、「立場が人を創る」と思うんです。私だって、園長になって成長した、学んだことがたくさんあるんですよ。
責任の重さについて聞くと尻込みする人もいるかもしれませんが、園長になる機会があるならどんどん挑戦して欲しいです。
大変なことはもちろん多いけど、楽しいこともその分あるよ、っていうことを一番に言いたいですね。
例えば、保育士の成長を感じることができたり、保護者の方から「この園は良い先生ばかりです」と言っていただいたり。
そんなちょっとしたことで、この仕事をしていて良かったと喜びを感じます。
私は保育士、園長は自分の天職だと思っています。
これから続く方にも、本当にいい仕事ですよ、と伝えたいです。
取材協力
株式会社ライクアカデミー(保育士求人サイト)
家庭的な空間の中で、子どもたちの生きていく力をはぐくみ、保護者・地域の皆さまと子育ての楽しさを共に分かち合い、生き生きと輝いていける「にじいろ保育園」を首都圏で52園運営。
にじいろ保育園は、子どもの成長を支えるために自身が成長を続けよう、という意欲をもった保育士さんを求めています。
挑戦する気持ちを持つ方には会社も全力で支えますので、お気軽にお問い合わせください。
※施設数等の情報は、2015年8月現在のものとなります。
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